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4-4 ドラマでビジネス英語
4-5 映画でビジネス英語
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5-2 おもしろ英語習得記
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英会話に関する悩み◆一覧
(7) 英会話に英文法は必要ないのでしょうか?
オーストラリア旅行へ行った時、英会話ができなかった自分がなさけなくなり、それ以後英語の勉強をしています。まずは「基礎づくり」と考え、英文法に取り組んでいますが、なかなか「英語をしゃべれるようになる」という実感がありません。
英語をはなせるようになるには、英文法よりも英会話教本などを使って実践練習をしたほうがよいのでしょうか?
英語を母国語としない日本人が、英会話のスキルを磨くためには、英文法の知識は不可欠です。
英会話を学習する人のレベルにもよりますが、英語の修得の基本スキームは以下のとおりです。
@英語表現の理解 ← 英文法の知識
A反復トレーニング ← 英語の四技(聞く・話す・読む・書く)
B実践 ← ネイティブと会話する・英字新聞や英語小説を読む
英語を話すには、まず英語表現を正しく理解しなければなりません。
そのために、英文法は不可欠ですが、なにも複雑で高度な英文法は必要ありません。
目安は中学英語。
中学校で習う英文法の知識があれは、英会話にはまったく問題ありません。
もし中学生の時に英語が苦手だったという人は、ぜひ英文法の必要性を頭に入れておき、英会話を学びながら英文法を同時に学ぶようにしましょう。
そのためには、英文法の解説がふんだんに盛り込まれた英会話教本の購入をお薦めします。
正しい英文法の知識に基づいて英会話を修得しようというときに最も重要なことは、
「勉強して英語を理解する」
のではなく
「トレーニングして英語を身につける」
ということです。
例えば、次の英文を見てください。
“ If I were you, I wouldn’t do such thing ! “
これは「もし僕が君なら、そんなことはしないよ!」という意味です。
この英文には「仮定法」という文法が使われています。
仮定法では、現在のことを話すのに過去形の動詞を使い、例文のように第1人称(自分)が主語のときは ”was” ではなく “were” を使います。
とても難しいですね。
実践の英会話において、このようなことを瞬時に理解して聞いたり話したりすることはできません。
また、このような英文法を知識として覚えても、すぐに忘れてしまいます。
そこで重要なのが反復トレーニング。
“ If I were you, I wouldn’t do such thing ! “ という英文をネイティブの音声を聞きながら、何日にもわたって、何百回も声に出して練習すると、この表現は記憶に刷り込まれ、ネイティブから聞いたとき英語のまま理解でき、話すときも自然に口から出てくるようになります。
英文法は英語を実践するための道具なので、使える状態になってはじめて理解した意味があるといえます。
つまり、仮定法の知識で英語のしくみを理解したあとは、できるだけ多くの例文を、できるだけ多くの回数トレーングして、体に覚え込ませる。
本ページで紹介した「仮定法」の学習では、「時制に注意」ということを覚えるのではなく、“ If I were you, I wouldn’t do such thing ! “ が自然に口から出てくるようになるまで反復練習すること、それ以外の仮定法を使った英語表現を同様の方法で身につけることが重要なのです。
英文法の本当の修得法は、その文法を使った英語表現の反復トレーニングだと考えてください。
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